園の日常
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芸術の秋

運動会が終わり、子どもたちはまたひとつ大きくなったように感じます。

本番のリレーは、興奮のあまり思い切りコースをショートカットしてしまうという珍事もありました(笑)

それもまたドラマですね。

本番なのに、急遽「練習」ということにして、もう1度リレーを走るという、記憶に残る運動会でした。

子どもたちは「え〜っもう1回?」と言いながら嬉しそうでした。

 

そして今月は「秋祭り」

少しずつ準備が始まっていますよ〜。

いろんな人が集まって子どもも大人もワイワイできたら最高ですね。

 

芸術の秋というけれど、

子どもたちの描く絵はアートだなといつも感動します。

 

岡本太郎は「今日の芸術」(1954)の中で、芸術は「うまくあってはいけない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない。」と言っています。

子どもたちの描く(つくる)姿を見ていると、

きれいに、かっこよく描こうとか、上手につくろうとか、そのようなものがありません。

無目的に、ただ表現を楽しんでいる、その瞬間があるだけです。

そしてその時の絵は、一人ひとり違っていて、とても生き生きしているように思います。

 

 

岡本太郎といえば「芸術は爆発だ」という有名なフレーズ。

しかし、これはどか〜んと派手に爆発するという意味ではないようです。

自分自身の表現(命)が、宇宙に向かってひらききる、

その瞬間のことを言っているそうです。

少し前ですが、彼岸花を描く子どもたち。

じ〜っと見ながらよく描いていました。

どれも本当に素敵!