いろいろ場
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アートくらぶのしめくくり

こちらも引き続き、キュウ(旧)らいおん組のお話です(たくましく卒園しました!)

3月にブログにアップできなく、少しでもこちらに残しておきたかったのです。

先ず、昨年度(6年度)から始まった、グラフィックデザイナーの古賀義孝氏による「子どもアートくらぶ」1年間の集大成は「絵本づくり」でした。

絵本の主人公をそれぞれ考えるところから始めます。

主人公は人間でも人間でなくても、想像できるものならOK。

子どもたちは「何にしようかな〜」とそれぞれ考え、オニ、くま、「私(自分)」くだもの、包丁、そしてゴミ(笑)、とバラエティ豊かすぎる主人公が誕生。

それから1ヶ月にわたってじっくりじぶんのお話をつくっていきます。

先生も古賀さんと、どのように絵本作りを進めていくかを事前にざっくりと考えます。

ざっくり…というのも、子どもたちの想像、ファンタジーの膨らみに合わせて、絵本づくりの活動内容や準備をしていく方が、良いだろうということです。つまり子どもたちから生まれたものを大切にってことですね。

ストーリーを語る「文章」はあえて文字として起こさず(書かず)

絵を見ながら自分の言葉で語れるようにしました。

作りながらどんなお話かを教えてくれますが、その面白いこと!

 

「鬼と友だちになって学校に行くも校舎がなぜが生き物で眠ってしまい休校という話」

「ボールがボールと友だちになり、ひたすら転がり続ける話」

「突然UFOが現れ、パーティー三昧の話」

「包丁くんがいろんな野菜と出会う話かと思いきや最後は誰かが雷でしびれる話」

「地球がその太陽系の星々と友だちになるほっこりした話」

「主人公のごみくんが大冒険する話のようでほんわかした出口で終わるお話」

どれもすごい!

一人ひとりのファンタジーがつまった「絵本」が完成したら、最後はみんなで読み聞かせタイム。

お話を文章(文字)で書いていなかったことが逆に良く、

自分で描いた絵のストーリーをどんどん面白がって読んでくれます。

大人には難解なアートフィルムのような「?」ハテナのお話も、子どもたちには大ウケ。

「すごいね!」「おもしろ〜!」ぱちぱちぱちと拍手喝采。

子ども同士で楽しむ姿に感動するし、不思議で面白い。

大人は「これは(絵本)はこういうものだろう」という固定観念が邪魔してしまうことがありますが、

子どもは純粋に面白がる心があるから、でしょうか。

アートくらぶではかならず最後に「びじゅつかんのじかん」として、子どもたちが自分でつくったものを発表し合うという時間を持つようにしていますが、相手(なかま)のことも共感して認めるという態度も、アートくらぶの活動でも育っているように感じます。

教育経済学者の中室牧子氏の著書「科学的根拠(デビデンス)で子育て 教育経済学の最前線」
の中で、アートは子どもの非認知能力を高めるということが書いてありました。

アートといってもこどもの遊びはぜんぶアートのようにも感じますし(笑)

区切りが難しいのですが、子ども時代にはいろんなあそびの体験を重ねて欲しいものですね。

古賀さん1年間ありがとう〜!!

そして今年度もよろしくお願いします。