行ってきました!
「親子で登山」@岩屋山
コロナ禍や悪天候が続き、ここ数年実施できなかったのですが、つ、ついに登ってきました。
長崎県民がこよなく愛する、ローカル低山の代表格「岩屋山」
お天気もちょうど良くて、とても気持ちの良い山登り体験となりました。
もちろん登山が初めてという園児もいますが、お父さんお母さんの中にも初登山という方も。
登山口に集まり、ドキドキわくわくの出発。
スモールステップを心がけて、無理せず、ペースを合わせながら登ります。
子どもたちは自分で見つけた枝をお守りのように杖にしていました。
この杖を持つことが何か山登りしてるぜ!というステータスというか、自分が誇らしくなるようですね。
倒れていた木も平均台のよう。手の双眼鏡で何を見てるのかな〜?
途中、キツツキの鳴き声や風の音に、目を閉じ、耳を澄ませる「音タイム」の時間も。
いろんなものを「発見」しながらも登るのも登山の楽しみですね。
中腹あたりの休憩所でひとやすみを兼ねて写真をパチリ。
もう行こうよと子どもたち。ちょっと待ってねと私たち。
まだまだ元気いっぱい!ここで遊ぶ勢いですが、まだまだ先があるのです。
そう!岩屋山に登ったことがある方はご存知、心臓やぶりの坂が待っています!
と、その坂の前にある大きな岩にとりあえず登るのも恒例(笑)
そして、、、
これ本当に登るの!?
写真では分かりにくいのですが、
実際はどこまで続いてるんだい?とため息をつくような、素晴らしい坂。
「ええ〜!!」と嬉しそうな声をあげる子どもたち
「ええ〜っ!!」と悲鳴に近い驚きの大人たち。
でも、待っていても「山頂」はやってきません。
覚悟を決めて出発〜!
頑張って少しずつ登ります。
「もうすぐ頂上だからね!」「がんばるぞ!」「頑張ろう」「あと少し!」
…実際はあと少しでもないのですが(笑)
でも、みんなで励まし合うのもなんだか楽しい。
そして子どもたちも友だちがいることでもっと力がでるのだな〜といつも思います。
頑張って!
この坂を越えたらもう少しを合言葉に(はい、実際はもうちょっと先がありますけど)
そして、ついに見えてきた山頂!!
汗のつたう頬を通る風、とっても気持ち良い。
「わあ〜!」「ついた〜!」「すごいね」「眺めが、最高!」
人間が純粋に喜ぶ姿を久しぶりに見た気がしました(笑)
…大人は安堵感もあるかもしれませんね。
子どもたちも本当に嬉しそう!
達成
のぼったぞ〜!!(とったど〜的な)
登りきった喜びをみんなで分かち合いました。
やりきったという充実度120%のこんな体験、日常にはそうないですよね。
山頂では森のビンゴゲームを親子で楽しもうとしていたら、すぐにお弁当を広げようとする子どもたち(笑)
もうちょっと待ってね。
森のビンゴゲームは、保育園の自然あそびの中でもよくする活動のひとつ。
森の中で、ビンゴのお題にそって(春をさがそう!など)
色や形、におい、感触など見つける、五感がひらくあそびです。
また、山頂にはけっこう蝶がいて、カラスアゲハ、クロアゲハなど種類も豊富のようです。
それから、サンショウウオも生息しています。
ほらほら!ここにおるよ!と子どもたち。
そしてこちらは、、、何だと思います??
カエルの赤ちゃん!
見落としてしまいそうなくらい小さいのに、よく見つけるなあ!
さすが自由の森っ子たち
見逃しませんでしたね。
子どものアンテナはほんとにすごい!(あらためて)
お待ちかねのお弁当タイム。
山頂で食べるお弁当は最高ですね。
友だちやお父さんお母さんと一緒に。
そして大人は、、、お楽しみ山頂コーヒータイム。
お湯をギアで沸かして
1杯ずつドリップする本格派。
山登りと珈琲が趣味のお父さんが、慣れた手つきで淹れてくれます。
しかも、、嬉しそう(笑)こんな方がいれば、かなり重宝しますね。ありがとうございます!
すごい美味しい!
こんなに美味しい珈琲を飲んだの初めてです〜BYお母さん方。
おかわりももちろんリクエスト。
そりゃ蒸らしの時間も計算して淹れたんだもの〜間違いないです。
そして下山。
下山する時こそ慎重に。
膝ががくがくする〜!
とにかくゆっくり降りていきます。
途中、サンショウウオを見ようと遠回りしたり(笑)しましたが、
無事に下山。ただいま〜!
きつかったけど、みんなで一緒に頑張った!
心に残る思い出のひとつとなりました。
もう1回登りたい人〜?と聞くと「はい!!」と即答の子どもたち。
「子どもは子どもの感覚で山に登る」と、以前登山家の人が言っていたのを思い出しました。
来年も行けたらいいですねと話していましたが、秋にもまた登りたいですね、とお父さんお母さんたち。
親子の素敵な1日にもなりましたね。
またぜひに。