いろいろ場
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瞑想のじかん

先日の「キッズヨガ」の日

一人ひとり、楽しみながら頑張っていました。

前半はダンスでしっかり身体を動かしながら、やわらかく全身を伸ばし

温まってきたところでヨガに入ります。

 

新しい体操服が眩しいこじか組(3歳児クラス)の子どもたち。

張り切って参加はしていますが、まだまだ自分が好きなこと・やりたいことが優先。

ヨガの時間が好きな子、ちょっと苦手な子。

でもそれは発達的に考えても、小さい子ほど当然だと思います。

もちろん頑張って取り組もうとする姿もありました。

 

この時、私たちが大事にしているのは、

子どもが自分で選ぶことができ、それを認めること。

無理強いせずに、自分からやってみようとする気持ちを待つこと。

発達や意欲に合わせてグループを分け、その子に合う環境をつくること。です。

 

つまり、乳幼児期には「面白そう!」「僕もやってみたい!」「頑張る!」というような

「意欲」を育てることがまず先だと考えています。

今回は「もっとやりたい」と言う3歳児の子たちが、4歳児クラスに混じって参加しました。

しまうま組(4歳児クラス)らいおん組(5歳児クラス)になると、、、流石ですね。

体を動かすことを喜び、それぞれの表現を楽しみながら

しっかり取り組もうとする「態度」があります。

また、難しいことや苦手なことにも、ちょっとやってみよう、挑戦してみようという

「乗り越える力」も少しずつ育まれているのが、ヨガの時間でもわかります。

 

「プログラム」として一斉にやらされているのではなく

その子の「やってみよう」とする気持ちを大切に、積み重ねることで育まれる力ですね。

 

ヨガの終わりを締めくくる「瞑想の時間」

子どもたちはsilence(静寂)の世界へ。

自分の心と対話をする、静寂に身を置くという体験は

時間的には1、2分の短い時間ですが、

とても大切な時間だと思います。

「自分」と向き合い、対話をすることで「心」が落ち着きます。

また、「深く考える思考」を持てるようになります。

リラックスすると、その後の活動も集中して取り組むことができます。

何だか優しい気持ちにもなるんですよ。

3階ホールでの「ヨガ」が終わり、お部屋で着替える子どもたち。

「体操服をあたまにかぶると忍者みた〜い」

「にんにん!」

「みんなでやろうか〜」

と嬉しそうです。