園の行事
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新しいクラス・新しい友だち

新しいクラス、新しいお友だちや先生。ドキドキしながらこれから始まる1年に、わくわくの気持ちが溢れる子どもたち。さっそくお手伝いを張り切ったり、小さい子に優しく接してくれたり…。

昨日4月1日は「入園・進級お集まり会」が3Fホールにて行われました。

クラスの紹介をした後、歌をうたったり、手遊びや簡単なふれあい遊びタイム。

3、4、5歳児組の子たちは0・1歳2歳の子を積極的に誘って、わらべ歌やふれあい遊びを一緒に楽しみました。その時、近くで感じたのは、小さい子に「喜んでもらいたい」というお兄さんお姉さんの優しい気持ちでした。

先月、卒園したお兄さんお姉さんからもらった「優しさ」がちゃんと引き継がれているんですね。

小さい子たちも最初こそちょっぴり緊張していましたが、触れ合うことで心の距離も縮まり、とても嬉しそうでした。

面白かったのが、2・3歳児クラスの子どもたちが突然「前で歌いたい!」とみんなの前に出て歌い始めた事です。最初こそ元の場所へ帰そうとしましたが、本人たちは「みんなの前で歌う!」とやる気満々(笑)自分の中で生まれた「やってみたい」という意欲を大切に、そのまま気持ちよく歌ってもらいました。

2.3歳の子たちの「ひとつ大きくなったんだよ」という嬉しい気持ちがそうさせたのかも知れませんが、とても生き生きしていました。

お部屋にいるのがもったいないくらい天気も良かったので、お集まりの後は「からくりの森」へお散歩。子どもたちはさっそくビオトープの中で何かを見つけたようです。

これ何かわかりますか??「やご」です。水の底で泥と混じり見つけるのがなかなか難しいのですが、流石は子どもたち、じ〜っと見つめ「いた!」と興奮気味に友だちや先生にも教えてくれます。すると誰かがおままごとで使っていた鍋をさっと持ってきてくれ、連係プレーも見事です。最初はおそるおそる触れ、慣れるとさっと捕まえています。

からくりの森のビオトープは(安全上)水位をかなり低くして作っているのですが、それでもこの地域の生き物の生物回廊となっています。子どもたちの好奇心をくすぐる豊かな「発見」が自然にはたくさんありますね。

この時季は、植物も息吹き始め、いろんな生き物が活動し始めます。「春」の訪れとともに新しい命が生まれ、1年の始まりを自然の中で感じます。

…あ、「やご」は何の赤ちゃんか知っていますか??