からくりの森
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やっぱり「水」がすき。

何だか昔のドラマのようなタイトルですが…。

気温が上がり、ずいぶん過ごしやすくなってきました。まさに今、お外が気持ちいい〜季節!

ということで、ほとんどのクラスが毎日「からくりの森」へお出かけしています。

暖かくなってくると、からくりの森では、ビオトープの中を靴でざぶざぶ歩く子、水を汲んで砂場へそろりそろりと運ぶ子、落ち葉を落として水の流れを確かめる子、水の中の生き物をまじまじと探す子、木の枝を釣竿に見立てて魚釣りをする子…など、「水」でいろんな遊びを楽しむ子が多くなってきます。

本格的な水あそびはもう少し先ですが、この日は天気も良く、先生が「今日はたらいに水を入れて遊んでみましょうか?」と準備してくれました。

たらい(大)に水を入れていると「お〜!?」とすぐに集まってくる子どもたち。早速ピチャピチャバシャバシャ。すぐに水が無くなり、もうひとつたらいを設置。

そして始まる「おままごと」タイム。落ち葉や野花も使ってお料理開始!そこに水を組み合わせると遊びも一気に広がります。夢中ですね。

年長組さんが作った「たんぽぽお花のスープ」僕たちにもちょうだいねと2人。

作ったものを一生懸命に教えてくれます。何を作ってるの?と聞くと「あいす」「どうぞ」と言ってくれました。「ありがとうね」と言うと「うん」と嬉しそうです。

 「からくりの森」の新しい砂場には水あそび用の水洗場があります。オーバーフローで溢れるように溜まる水に子どもたちも興味津々。近くに水があるのは遊びが発展していくのでやっぱり良いですね。

砂は水で湿らすと硬く丈夫になるよ。友だちと協力して砂山作り。

それを見て、僕もやってみたい!と1歳クラスの子がやってきました。見様見真似で頑張っていますが、ちょっと壊していました(笑)でも本人は得意気です。

お兄さんのとなりにいると真似たりすることで遊びも広がります。また、上の子にとっても優しく接したり、伝え方を考えたり、葛藤を経験したりと育ちには良い影響です。(もちろん発達が近い子同士で遊び込むのも大切ですが。)

こちらの3人は家族ごっこでしょうか。相当なりきって遊んでいました。

「これ、美味しいわよ〜食べなさい、ほほほ。」「じゃあもう1つ下さい」「はいどうぞ〜」「あ。それもっと混ぜなきゃだめよ〜」「いやよ〜ふふ」(耳を傾けると本当に面白いです。)

 

おままごとはいろんな会話・やりとりが遊びの中で生まれ、豊かなコミュニケーションが広がります。

子ども同士の「ごっこあそび」は社会性や言語能力など子どもたちが成長する上でとても重要な役割を担っています。(ちょっと専門的になりますが「表象機能」や「象徴機能」も発達していきます。※詳しくは今後のブログで。)

乳幼児期は「遊び」から生きるために必要なスキルを身につけていきます。遊びって本当に大事!

様々なインスピレーションを与えてくれる「水」。

子どもはやっぱり水が好き。