からくりの森
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びわ三兄弟

からくりの森には季節ごとに実をつける、いろんな「果樹」が植えられています。

先日からはブルーベリーや桑の実がなり、今はびわが鈴なりです。

 

ちょっと試しにびわを食べてみると、もう少し待った方がもっと甘くなるだろうな、といった感じ。

すると、こじか組の子たちがやって来て

「僕も食べてみたいな〜」

「僕も!」

「ひとつくださいよ〜」

と迫ってきました。

まだあんまり甘くないから、もう少し待って食べた方がいいと思うよ、と言いましたが、

「先生だけずるい」

「食べてみたい」

とまた迫ってきました。

 

「じゃあ1個だけ試しに食べてみる?」

「うん!!」

皮を自分たちでむき、パクッと頬張っていました。

「あんまり甘くないでしょ?」というと

「甘いよ」「おいしい!」と笑顔がこぼれ、

途中からは無言で、夢中になって食べていました。

自分たちでとって食べると美味しさも増すのでしょうね。

収穫してそのまま食べられるって「五感を使う体験」としても「食育」としても良い経験です。

また、びわの木はどんな木でどんな葉か、どのように実がなっているか、実の色と甘さの関係など

いろんな「気づき」・「発見」があります。

実際に体験する活動は、どうなってるんだろう?と「科学する心」を育む活動とも言えます。

 

びわ三兄弟は、私が他の子の対応をしていたそのスキに

2個目をゲットしようと、びわの木に手を伸ばしたり、ジャンプしてとろうとしていました。

「こっちが大きいよ」

「これこれ!」

ちょっと笑ってしまいました。

残念ながら1個までというお約束だったので、また皆んなで食べようねと話しました。

次はもう少し甘くなってるかな〜??