教育
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カニとり名人は続く

冬になると身近な生き物は次第にいなくなってきます。

それでも子どもたちは好奇心のアンテナを張り巡らし、森に潜む生き物たちを見つけようと探索。

こちら、夏の頃からずっとカニ一筋の方たち。

去年も仲間と一緒にずっととっていましたので、筋金入りのカニ(生き物)好き。

その経験から、カニがどこにいるのかをよく知っていて、名人の域です。

捕まえると嬉しそうに見せてくれます。

そしてまたビオトープへとUターン。

カニとりは帰る時間まで続きます。

 

長崎出身の作家、村上龍氏が著書の中で、「そのことが好きで好きでしょうがないという偏愛が強烈な作品や出来事を生み出すことができる。」と言っています。

その子が好きで夢中になるあそびがきちんと保障される、共感されることで意欲や好奇心、探究心などの「非認知能力」が育まれます。

そのうちカニから離れたとしても、人生を豊かに支えてくれる「生きる力」は体験を通して育まれているのですね。